2017年10月28日土曜日

いじめがなかったとは言えない・・・と委員長は言った。


調査部会の坂田委員長は9月13日に遺族へ報告書を見せたときに開口一番『我々の調査では限界があった、調査し尽くしたとは言えないので、いじめがなかったとは言えない。』と口頭で説明している。それを報告書に書けばよかったのに、口頭では責任がないということなのか??
調査部会自身、調査能力や独自の判断の限界について報告書に書いている通り、知事による再調査が必要である。

報告書には、(いじめの判断1)と(いじめの判断2)と相反する判断が書いてあり【今後の議論の判断に示す】とあるように、調査部会自ら再調査が必要だと言っているようなものだ。
(いじめの判断2)には【加害者の意図も考慮すべき】とあるのには、ほんとうに呆れてしまう。

東京都教育委員会の調査部会の調査は独自の判断解釈をしている。調査は不十分で、いじめの判断も間違っている。文科省のいじめの定義に判断が合ってないし、文科省のガイドラインに沿って調査をされていない。

高校入学から死までの一連の流れを見て調査していない。
遺族がいじめと指摘した15箇所以上をバラバラにして、枝葉の5個だけを見て、これはいじめかどうかと議論していること自体おかしい。

調査部会の親委員会である【東京都教育委員会いじめ問題対策委員会】から意見修正が入り、遺族に報告書を見せる前に8月17日~9月13日までに8回も集まって報告書を書き直している。親委員会はつまり東京都教育委員会なのだから、いじめを認めると責任を取ることになるから、いじめを認める報告書にしたくなかったのだ。

そもそも、いじめが無かったと言うゴールが決められていて調査がされていたようだ。

ほかの自治体では、遺族に事前に報告書を見せて事実確認をするのに、調査部会はそれをしなかった。事実と異なること(嘘・でっち上げ)が書かれていて、事実が書かれていなかった。

報告書には『遺族の主張は信用性に疑問がある』とくり返し書かれている。ほかにも遺族への批判非難を公の報告書に書いている。調査部会は正しいか正しくないかは別にして、世の中にそのまま報告書を出せる。遺族に比べて圧倒的に権力がある。権力を持つ者が、力のない弱い立場の遺族を公の報告書を使って批判非難している。公の報告書で遺族を一方的に批判非難し、学校と教育委員会を批判非難していない。東京都教育委員会は膨大な時間とお金を使い、公の報告書で遺族を一方的に批判非難して、そもそもいじめなんてないという、学校と教育委員会を批判非難しないような報告書を作った。

このような調査部会の報告書を2年近くも待っていた遺族は本当に馬鹿だろう。遺族もただ待っていたわけではないが・・・32回も要望書を作成して提出したり、毎回会議の後の数分間の形式的な調査部会からの報告を聞くために毎回都庁へ通っていた。調査委員会の立ち上げ前からを含めると、この2年近く都の教育委員会へはおそらく100~150回は通っている。

昨年8月29日に教育委員会担当者小寺氏(9月26日27日に報道された)が資料の束を机に叩きつけて遺族を怒鳴り恫喝した。その際に遺族はもう調査委員会はやめてくれと言ったら『一度立ち上がった調査委員会は止めることはできない、例え遺族が死んでもやめられない』と言ったのだから・・・。

報告書が出た後も調査した書類資料(黒塗り書類を含む)の開示を求めているが、教育委員会は開示していない。

10月5日にも遺族が教育委員会に交渉に行っているにも関わらず、報告書には本人と遺族のプライバシーが書いてあるのに、遺族の同意も取らないで勝手に高校の保護者へ報告書の閲覧を始めた。

東京都教育委員会は相変わらず横暴で非人道的である。



 

尾木直樹さん(尾木ママ)のブログとネット記事

尾木直樹さん(尾木ママ)が、9月26日に僕の調査委員会の報道を見て、9月27日にブログと10月12日に記事を書いてくれた。

尾木ママのブログ
(読者69779人、いいね433人、コメント21人)
https://ameblo.jp/oginaoki/entry-12314567845.html





 
 
尾木直樹さん(尾木ママ)の10月12日のネットの記事
 
 
 
 


2017年9月27日水曜日

僕の命が喪われて今日で2年。1年8ヶ月経ってやっと調査委員会の報告書が出た。

僕の命が喪われて今日で2年になる。
昨年1月25日に東京都教育委員会いじめ問題対策委員会調査部会が立ち上がって1年8ヶ月。9月13日にやっと遺族に報告書を見せた。昨日9月26日午前に都庁で、教育委員会と調査部会からの記者会見があり、そのあとに遺族と弁護士の記者会見を行った。

調査部会はあれだけ『中立公平』と言っていたのに、報告書に、生徒の先生の聴き取りだけを元にいじめの判断が書かれていて、【家族がいじめと指摘した詳しい内容、本人が心身の苦痛を感じているTwitter、本人が学校で心身の苦痛を感じていたことを家族に話していた家での会話】を書いていなかった。非常に偏った不公平な記載である。
家族がいじめと指摘したのは15箇所以上なのに、5個しかいじめと検討していなかった。家族は32回要望書を出したが、報告書の資料としても1枚も添付されていなかった。家族と代理人がいじめと指摘して調査してほしいと要望したものが、きちんと検証されていなかった。1年8ヶ月(80回も集まって)も時間がかかったのに、それしかいじめとして検証してなかった。
調査は不十分で、検証し直すべきだ。
いじめと検討したことも、合唱コンクール前後のこと、水泳大会前後のこと、生物班のLINEで6人から『侮辱的な呼び名●●●で10回以上連呼されている行為』などについて、
【本人が嫌がっていてやめてほしいと言っていたのに、生徒の聴き取りから「いじめのつもりはない」と言っているから、本人が心身の苦痛を感じていたとは言えない】と書いてあった。いじめの判断の根拠がおかしくつじつまが合わない。委員の思い込みとこじつけと感想で書かれている。 
生徒の聴き取りは全面的に信用しているのに【家族の主張は信用性に疑問がある】とくり返し書かれていた
生物班のLINEで6人から『侮辱的な呼び名●●●で10回以上連呼されている行為』については、本人がこの被害を受けて、生物班に本人が注意しに行った帰りに自殺したくなったとTwitterに書き、翌日に学校を休みたいと言った一連の流れを家族はいじめと指摘したのに、バラバラにされて『侮辱的な呼び名●●●で10回以上連呼されている行為』のみをいじめかどうかと検討しているのも、作為的である。本人の死後に、生物班でクワガタに【本人の侮辱的な呼び名●●●】を付けようそうしたらもう死なないからと話していることは、いじめと検証してもいないし、報告書に書かれてなかった。

家族が血を吐くような思いで復活解除したTwitterは、本人と家族のものでありプライバシーである。副校長は『家族の許可を取りました』と嘘をついて勝手に印刷して教育委員会に提出していたことが昨年4月の家族の聴き取りの際に発覚した。報告書にはいじめと関係ない、ゲームや食事のことなどを大量に羅列して、家族がいじめと指摘した箇所を霞ませ隠そうとしている。家族が血を吐くような思いで復活させたTwitterを学校と報告書に悪用されてしまった。
なんという偏った不公平な書き方であり悪意がある。

本人は学校のさまざまなことに心身の苦痛を感じて、数々のことに追い詰められて、ついに死んでしまった。
本人が生きている時に担任が知っていた学校での数々のことと、学校で本人が出していた数々のサインを、生きている時に担任が一度でも家族に連絡してくれていれば、本人の命を守れたはずだ。自殺を防げたはずだ。それなのに、担任の責任については報告書にほとんど書かれてなかった。担任の責任は学校の責任である。
報告書に小山台高校の名前が記載されてなかったことは、本人の死を隠そうとする無かったことにする表れで、学校の責任の所在は明らかにされない。


家族は本人が学校で悩む苦しんでいて、ついに死んでしまった原因を明らかにしてほしいと昨年1月に調査部会を立ち上げ調査を依頼した。死んでしまった本人の身になって、本人の目線に立って調査してほしいと何度も何度もお願いしてきた。
しかし調査部会は教育委員会の元にある内部機関で、「第三者委員会」という名前だが、まったくの「第三者機関」ではない。教育委員会も調査をされる側なのに、調査部会の会議は委員8人だけではなく、毎回10人の教育委員会が参加して、議事録も教育委員会が作っている。とても『中立公平』とは言えない。生徒の聴き取りは2対1で実施しているのに、その昨年4月の家族への聴き取りも、調査委員8人と教育委員会10人の、18対1という全く配慮のない差別的な、され方をした。
昨年1月当初は期待していたが、時間が経つごとに、期待することが間違っていたことに気付き、最後にやはり裏切られてしまった。途中から期待してなかったにしろ、ここまで酷い書かれ方をするとは思っていなかった。
この2年、姿も見えなくなってしまい話すことができなくなった本人が、家族にどうにかしてくれなんとかしてくれと訴えているので、本人の代わりに家族が一生懸命話しをしてきた。その本人の想いは調査委員に伝わらなかった。


それだけでなく、本人の死の原因は一切触れず、学校が自殺を防ぐためにどうすべきだったのか、今後同じように命が喪われないためにどうすべきかも、報告書に一切書かれてなかった。本人の身になって、本人の目線に立って調査されたものではない。生きている生徒の960人のうちの1人ではなく、たった1人の本人の命を守るために、学校はどうすべきだったのか、今後どうすべきかの提言もなかった。命を喪った本人のための調査とは思えない。
がっかり、落胆失望し、これでは、とても本人に見せてやれない。ほんとうにほんとうに悲しい。

報告書にはいじめの判断として、2つの相反する判断が書かれていて、【今後の議論の判断に示す】とあり、坂田部会長が9月13日に家族に『我々が調査した範囲では、限界があった、調査し尽くしたとは言えないので、いじめがなかったとは言えない。』と説明しているように再調査が必要だ。そして家族と代理人がいじめと指摘して調査してほしいと要望したものが、きちんと検証されていなかったことは、調査は不十分であり、いじめの検証もし直すべきなので、知事による再調査をお願いした。
家族は本人を喪ってからのこの2年、学校や教育委員会の不当で理不尽な数々の対応に苦しめられてきた。それらすべてを書いてある訳でもなく、それらについても、報告書の提言に厳しく書かれていない。
これは当事者だけの問題ではない。今後同じように生徒の命が喪われないように、ほかの遺族が、同じように学校や教育委員会から、二次被害、三次被害を受けないようにするためにも、家族は知事による再調査を求めた。

   
 

       昨年の1年記念式(1周忌)に
       家族が本人のために用意した青い薔薇



 

僕の命が喪われて今日で2年。          9月26日の記者会見後の報道記事。

僕の命が喪われて今日で2年。
1年8ヶ月経ってやっと調査委員会の報告書が出た。昨年1月25日に東京都教育委員会いじめ問題対策委員会調査部会が立ち上がって1年8ヶ月。9月13日にやっと遺族に報告書を見せた。昨日9月26日午前に都庁で、教育委員会と調査部会からの記者会見があり、そのあとに遺族と弁護士の記者会見を行った。記者会見後の報道記事。

      9月26日昼のフジテレビのニュース
 
 
9月26日のTBSのニュース
 
 
9月27日朝の産経新聞のニュース
 

2017年9月13日東京新聞朝刊の記事


 
 
 

2017年9月10日日曜日

僕の命が喪われてまもなく9月27日で2年になる。報告書はまだ出ていない。

2015年4月に僕が都立小山台高校に入学して、
2015年9月27日に僕の命が喪われてまもなく2年になる。
昨年9月に1年記念式(1周忌)をしてもう1年になるのに、
報告書はまだ出ていない・・・

2016年1月25日に【東京都いじめ問題対策委員会調査部会】が立ち上がってもう1年8ヶ月。
2017年9月10日現在、報告書はまだ出ていない、
というかまだ出来ていないらしい・・・

2016年10月末には2017年3月末に報告書を出すと言っていたが出なかった。
2017年1月~8月までは、週に1回以上(37回も)の会議があった。7月20日は報告書はいつ出来るか分からないと言っていたのが、7月27日に遺族に急に8月22日に報告書を見せると言う。
しかし、8月17日に調査部会が親委員会(東京都いじめ問題対策委員会)に報告書を出して相当たくさんの意見修正が入ったらしい。その後8月22日、9月1日、9月4日に調査部会があった。さらに9月5日と9月8日にも報告書作成の作業部会があったが、まだ報告書が出来ていないらしい。
(一体何をどれだけそんなに修正しているのだろうか??)
土日は各自でまとめて、11日の朝9時にも委員が集まって最終確認をした後に、昼か午後に親委員会の委員長に見せる。親委員会の委員長に見せてからでないと遺族に見せられないそうだ。
9月1日~10日に早く見せてほしいという遺族の要望は無視され、結局、教育委員会のスケジュール通りになった。
9月14日の教育委員会の定例会儀に報告書を出すスケジュールは絶対に変えないそうだ。
9月14日に教育委員会に出す前に、遺族に先に見せると約束したので、9月13日遺族に報告書を見せるようだ。
教育委員会がマスコミに公表する日時は遺族と話し合って決めると約束したので、9月14日に教育委員会が遺族に無断で勝手にマスコミに公表することはないはずだが・・・

2016年1月25日に調査委員会が立ち上がり、
生徒や教職員の聴き取りは2016年2月3月(1年6ケ月前)には終わっている。調査部会による生徒のアンケートは2016年9月末(1年前)に終わっている。
この長い間、遺族に調査して何がわかったのかの説明は一度もなく、いつ報告書が出るのか、調査期間がどの位かかるのかの目途も教えないままで1年8ヶ月である。
毎回(毎週)会議の後に遺族は都庁に行くが、
委員から『今日はこういう話し合いをしたが内容は教えられない。』という1~5分ほどの形式的な報告だけだ。

前回も書いたが、今年の8月25日のニュースで、愛知県の男子中学生が2月に自死した調査委員会は8月に結果が出た。半年で出ている。 奈良の男子高校生が2015年12月に自死した調査委員会も今年8月には結果が出ていた。
他の自治体での調査委員会は、月に1~2回の会議をして1年半位かかると聞いた。 東京都の調査部会は、これだけ頻回に(週に1回以上、月に4回以上の)会議をしているのに1年8ヶ月経っても報告書が出ない。
いかにムダに長くかかり過ぎているか分かってもらえるはずだ・・・・・・
中間報告も拒否され、開示請求した書類は黒塗りを見せられ、遺族はずっと何も教えてもらえず、ずっとずっと生殺しで待たされている。


 
 
 

2017年8月27日日曜日

僕の命が喪われて1年11ヶ月~1年7ヶ月経っても報告書が出ないあまりに長すぎる調査委員会~

今日で僕の命が喪われて1年11ヶ月。
2016年1月25日に調査委員会が立ち上がって一昨日8月25日で1年7ヶ月経った。まだ報告書は出ていない。
あまりに長すぎる調査委員会。。。。

2013年9月に【いじめ防止対策推進法】が出来てから、僕の事件が、東京都では重大事案の調査委員会が立ち上がったのは初めてだという。
2年間、一度も東京都で重大事案の調査委員会が立ち上がっていないこと自体不可思議だ。日本一人口の多い地域で、都立高校は200近くもあるのに、重大事案が無かったとは考え難い。
重大事案とは自殺だけでなく不登校も含む)
重大事案があっても、調査委員会の立ち上げ前に、潰された可能性もあるのではないか?
実際、遺族を怒鳴り恫喝している教育委員会のK氏は調査委員会の立ち上げ前に、遺族が委員に入りたいとか保護者会に参加したいと言うと拒否し、『どうしても参加したいなら調査委員会の立ち上げは白紙になります!!』と遺族は怒鳴り恫喝されている。このような発言を教育委員会が遺族にすること自体不当で理不尽な行為であるが、こういう発言をされて、被害者生徒の家族は、調査委員会の立ち上げ自体を諦めた人もいたのではないか?と思ってしまう。

調査委員会は10月には報告書を3月末に出すと言っていたが【命日前までには出したい】と委員長が発言したせいか、いつの間にか9月末がゴールになってしまっている。
2017年1月~8月までに毎週1回以上(37回以上)調査委員会があった。これだけ頻回に会議をしているのに報告書を出すのに1年7ヶ月もかかっているのは長すぎる。
まだ遺族に報告書を見せてもらう日程は決まっていない。

愛知県で今年2月に自死した男子中学生は、8月に調査委員会の報告者が出たと報道された。
奈良県で2015年12月に自死した男子高校生の調査委員会は
今年7月に報告書が出たと報道された。
東京都以外の自治体での調査委員会は月に1~2回の会議で長くて1年半位である。東京都は週に1回以上の会議をしているのに、1年7ヶ月経っても報告書が出ない。
いかに1年7ヶ月がムダに長すぎるかわかるはずである。

『我々は教育委員会から依頼されて調査をしているだけだ。親委員会に報告するのが仕事。我々は学校や教育委員会にこうするべきという権限はない。調査の設置要綱も調査の目的も我々が決めているわけではないから、教育委員会に聞いてくれ。』『我々は東京都教育委員会の元に設置されているので第三者委員会ではない。第三者とはどこにも書いていない。我々には調査する強制権限もなく、独自で判断する権限もなく、開示の権限もない。』
このような調査委員の発言は問題ではないだろうか?
そんな調査委員会に意味があるのだろうか?
調査委員会は第三者委員会ではないのだ。

遺族はずっとずっと生殺しで待たされている。




2017年7月27日木曜日

僕の命が喪われて1年10ヶ月~学校や教育委員会の遺族に対する不当で理不尽な対応~

僕の命が喪われて今日で1年10ヶ月。

2015年1月25日に調査委員会が立ち上がって1年6ケ月経ったが、まだ報告書は出ていない。2016年1月~12月には月に1~2回会議をしていて、6月には一度も会議をしていない。2016年10月には2017年3月末には報告書を出すと言ってたが、出なかった。
2017年1月から7月までは、週に1回、毎月4回以上、実に31回も会議をしているのに、いつ報告書を出せるか分からないと言われている。9月の命日前までには出したいと言っているが、3月に出す予定が、いつの間にか9月末がゴールになってしまった。
調査委員会の委員は毎回2時間半の会議に報酬が出ている。交通費は別途出ている。委員長は1回28000円位、東京都の委員は23000円位、遺族推薦の委員は20000円位と差が付けられている。東京都は予算がたくさんあるから、会議が長引けば長引くだけ、委員は報酬をもらえる。
東京都教育委員会の元に設置されているので、第三者委員会ではなく、強制権限もなく、独自で判断する権限もないと言う。教育委員会の内部機関だから、まったく中立公平ではない。そんな調査委員会は、いったい誰のために何のために調査しているのか?教育委員会の一番エライ人に報告するために調査しているのだろう。。。亡くなった本人や遺族のために調査してるわけではないのだろう。。。
本人の命を奪われただけではなく、学校の校長副校長担任からは、嘘をつかれ、酷い言動や失言を受けて酷い対応をされ、教育委員会は遺族に黒塗りの書類を見せて、2016年1月~8月まで、教育委員会の担当者K氏は遺族を5~6回は怒鳴りつけ恫喝している。調査委員会は調査期間が長すぎる。遺族はずっと生殺しで待たされている。遺族は二次被害、三次被害を受けている。
「いじめ防止対策推進法」には、学校も教育委員会も調査委員会も、『遺族への説明責任』『遺族へは情報を開示しなければいけない』そう書かれている。法律に違反している。
2016年8月に教育委員会担当者K氏に一番酷く怒鳴り恫喝されたときに、遺族はもう調査委員会はやめていいと言ったのに、K氏は【遺族が言っても中止にできない、たとえ遺族が死んでもやめることはできない】と言っている。茨城県取手市の中3女子生徒が2015年11月に亡くなった事案では、今年6月に調査委員会を遺族の要望で解散させており、7月に新たに調査委員会が立ち上がる予定である。教育委員会担当者K氏が遺族に説明している話は嘘偽りである。
教育委員会とは正に脅威委員会だ。。。
このように、学校も教育委員会も嘘つきばかりである。遺族は、本人を喪った悲しみ苦しみだけではなく、ずっと不当で理不尽な対応をされ、苦しみ続けてきた。今もずっとだ。過去のことではなく、現在進行形である。
小山台高校は、生徒の命が喪われてもなかったことにされている。本人はTwitterやLINEに学校での悩み苦しみを書いていた。周りの生徒は本人の言動や様子がおかしいのに気づいていてたのに、何もしなかった。生徒も先生も何もなかったかのように、生活をしている。
担任も何もなかったかのように、2年3年と担任を続けている。担任は、本人がクラスで孤立していた状況や本人の異常事態や体調不良を知っていながら、家族が担任に直接電話しているのに、家族に何も知らせなかった。担任は本人が死ぬかもしれないことは分かっていた。担任が家族に知らせていれば、自殺は防げたはずだ。担任は家族に何も知らせず、自殺するまで放置した。担任の責任は重いことを自覚するべきである。

黒い薔薇


 

2017年5月31日水曜日

2017年6月6日号(5月23日発行)週刊女性の記事

昨日5月30日も調査委員会があったが、
報告書はいつ出るか分からない。
6月にも4回、調査委員会の会議が開かれる予定である。

青い薔薇のTwitter
https://twitter.com/0521aoibara0927





2017年6月6日号(5月23日発行)週刊女性の記事







2017年5月21日日曜日

今日5月21日は僕の18才の誕生日

彼の命が喪われて1年8ヶ月、
調査委員会が立ち上がって1年4ヶ月が経った。

調査委員会は昨年10月末に『3月末には報告書を出す』と言っていたが、結局3月末には報告書は出なかった。

今年の1月~5月までに調査委員会は23回も会議をしている。
6月にも4回会議がある。

これだけ頻繁に会議を行っているが、調査委員会ではいつ報告書を出せるか分からないと言っている。

今日5月21日は彼の18才の誕生日だ。

彼は将来の夢を決めていた。高校に入ってからの成績もよかった。

でも小山台高校に入学したから、彼の夢も希望も未来も、命までも奪われて喪われてしまった。

彼は決して死にたくなかった、生きていたかった。

彼の無念の想いを、調査委員会の委員の皆さんは理解して、
報告書を考えて作って出してほしい。

彼の死んだ原因を決して家庭のせいや彼の性格のせいしてほしくない。

2年前の5月21日の16才の誕生日には、彼は笑顔で写真に写っている。
 
この後に学校で何があったのか、

彼が学校生活で悩み苦しみ辛い目に遭っていた事実を明らかにしてほしい。







2017年5月1日月曜日

2017年2月15日共同通信

共同通信 47NEWS

https://this.kiji.is/204493229899595777


【特集】圧力理由に黒塗り開示の壁

高1自殺、遺族知る権利の行方
2017/2/15 16:022/15 16:03updated


東京都立小山台高1年の男子生徒=当時(16)=が2015年9月、JRの駅で飛び込み自殺した。いじめの有無を知りたい遺族は情報公開請求したが、都教育委員会は「都教委に設置した有識者らの調査部会が、干渉や圧力を受ける恐れがある」として教員や友人への聞き取り調査結果を黒塗りで回答したことが昨年末明らかになった。
 都教委は「調査途中のため、部会が結論を出すまで待ってほしいという趣旨だった」と説明するが、いじめ問題に詳しい専門家は「遺族の知る権利を制限するのは異例で不当な判断」と指摘。事実を知らされない遺族の心情を思うと、取材記者としてやりきれなさが募る。遺族は不服を申し立て、都個人情報保護審査会が昨年11月から開示方法の再検討を始めている。
 ▽「将来は科学者に」
 男子生徒は高校で学び始めて半年もたたずに命を絶った。「人の役に立つ科学者になりたい」。読書が趣味で、小学生のころから研究職に憧れていた。高校入学後、生物部と弦楽部に所属した。進学希望先は幼少期を過ごした地の北海道大だった。
 夏に開かれたクラス対抗の合唱コンクール。男子生徒は「一生懸命やっても下手だと注意される」と家族に漏らしていた。その後「学校に行きたくない」とこぼしたものの休まずに通学した。自殺する前日には、「クリスマスにライブをやるから」と笑顔を見せていた。
 ▽真っ黒な紙
 男子生徒は一昨年9月27日、山梨県大月市のJR中央線大月駅のホームから飛び込み、特急電車にはねられ死亡した。生徒のツイッターや自殺後に級友らへ実施したアンケートに「孤立していた」などとトラブルをうかがわせる記述があり、都教委は昨年1月、第三者による調査部会を設けた。
 遺族は2月、高校側が調査結果を提供しないため情報公開を請求。しかし都教委は4月、高校の資料24点の全体や一部を黒塗りにして開示。うち9点について「外部からの干渉や圧力により調査部会の自由な意見交換が妨げられる恐れがある」などと説明した。
 教員への聞き取り調査結果は、資料名が分からないほど紙全体が黒く塗りつぶされていた。
 ▽知りたいだけ
 開示された資料から、自殺直前の一昨年9月に4回、保健室を訪れ頭痛などを訴え、2回早退していたことが分かった。アンケートに「悩みを抱えていそうだった」と記した同級生もいた。だが担任らは生前の状況について遺族に何も知らせてくれなかった。
 「学校は助けられなかったのか。黒塗りの部分に、死に追い込んだ何かがあるのでは」。遺族は「息子はなぜ死ななければいけなかったのか。それを知りたいだけなのに」と訴えるが、実現せずにいる。
 2011年に起きた大津市の中2男子いじめ自殺で市の第三者委員会副委員長を務めた渡部吉泰弁護士(兵庫県弁護士会)は「いじめ防止対策推進法は行政が被害者側へ適切に情報開示するよう定めており、都教委の対応は不合理だ」と話す。
 話を聞きに訪れた小山台高の男子生徒の遺族宅。生徒の勉強机や教科書はそのまま残され、命を落としたその日に持っていたバッグも大切に保管されていた。生徒だけがもう帰らない現実、埋められない遺族の悲しみ。胸が痛んだ。
 何をしても、生徒の命が再び輝かないことは、遺族が一番よく分かっている。だからこそ、真実が知りたい。せめてそれだけを、亡き子に報告したい。切実な願いを受け止められる社会にしていかなくてはならないと感じた。(共同通信=大阪社会部・川嶋大介)

2016年12月25日付東京新聞

2016年12月25日付東京新聞の朝刊の記事。
全国の新聞で報道された。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201612/CK2016122502000115.html


東京新聞 TOKYO Web                 
2016年12月25日 朝刊


いじめ調査 自殺の高1遺族に黒塗り回答 情報公開請求に都教委


写真


昨年九月に自殺した東京都立小山台高一年の男子生徒=当時(16)=に対するいじめの有無を巡り、都教育委員会が今年四月、遺族の情報公開請求に「都教委に設置した有識者らの調査部会が、干渉や圧力を受ける恐れがある」として、教員や友人らへの聞き取り調査結果を黒塗りで回答したことが、分かった。
 遺族は「真相を究明したいとの思いを圧力とみなすのはおかしい」と不服を申し立て、都個人情報保護審査会が十一月から開示方法の再検討を始めた。いじめ問題の専門家は「調査部会を優先して遺族の知る権利を制限するのは異例で、不当な判断」と批判している。
 都教委は取材に「調査途中のため、事実関係に不明確な部分があり、調査部会が結論を出すまで待ってほしいという趣旨だった」と説明した。
 男子生徒は昨年九月二十七日、山梨県大月市のJR中央線大月駅のホームから飛び込み、特急電車にはねられ死亡した。生徒のツイッターや自殺後に級友らへ実施したアンケートに「孤立していた」などとトラブルをうかがわせる記述があり、都教委は今年一月、第三者による調査部会を設けた。
 遺族は二月、高校側が調査結果を提供しないため情報公開を請求。都教委は、高校の資料二十四点の全体や一部を黒塗りにし、うち九点について「外部からの干渉や圧力により調査部会の自由な意見交換が妨げられる恐れがある」などと説明した。
 教員への聞き取り調査結果は、資料名が分からないほど紙全体が黒く塗りつぶされていた。
 二〇一一年に起きた大津市の中二男子いじめ自殺で市の第三者委員会副委員長を務めた渡部吉泰(よしやす)弁護士(兵庫県弁護士会)は「いじめ防止対策推進法は行政が被害者側へ適切に情報開示するよう定めており、都教委の対応は不合理だ」と話した。



 

2016年12月6日号の週刊女性

2016年12月6日号の週刊女性記事の記事







 

2016年10月7日付週刊金曜日

2016年10月7日付『週刊金曜日』の記事。
 





 


僕の1年記念式(1周忌)

2016年9月末に僕の1年記念式(1周忌)が都内の教会で行われた。高校の生徒を呼んだが誰1人参加しなかった。高校の保護者はPTA会長ともう1人が参加した。校長と担任が参加した。校長と担任はお礼状が入った僕の好きなお菓子の詰め合わせの受け取りを拒否して帰った。

2017年3月31日金曜日

僕の命が喪われて1年6ケ月

僕の命が喪われて1年6ケ月。
調査委員会が立ち上がって1年2ヶ月が経った。
調査委員会は3月末に報告書を出すと言っていたが、
3月末に報告書は出ないことになった。

青い薔薇のTwitter
 
https://twitter.com/0521aoibara0927

開示請求した書類は全面黒塗り

2016年2月に開示請求した都立小山台高校と東京都教育委員会などの書類は5月にやっと出てきたが、全面黒塗りだった。
7月に不服申し立てをしたが11月になっても教育委員会からの回答は11月になっても何もなかった。11月末に申し入れに行くと前日に対処しましたと言われた。教育委員会は申し入れに行く連絡を聞いて慌てて対処した。
本人に関する書類なのに見せられないのはおかしい。
文部科学省のHPにも書いてある『知る権利』を侵害している。

 
 
 
※現在東京都で豊洲市場移転の問題での書類も黒塗りになっている。
 

東京都教育委員会いじめ問題対策委員会調査部会

2016年1月25日調査委員会が立ち上がった。
2015年9月27日に僕の命が喪われてから4ヶ月が経っていた。
正式名称は『東京都教育委員会いじめ問題対策委員会調査部会』
教育委員会いじめ対策委員会と第1回調査部会が開かれた。
僕の家族は都庁で記者会見をして大勢の報道陣の前で話しをしたんだ。テレビ新聞ネットに広く報道された。
でも校長は一度も報道陣の前に出て会見したり表明したりしてないんだよ。
おかしいよね。

僕の命が喪われたあとの担任とクラスのこと

2015年9月27日に僕の命が喪われてから
担任がクラスでしたこと。 クラスであったこと。
クラスでは2ケ月で僕の机を片付けた。
僕の机にお菓子を置いてくれた子がいたのに、
担任は僕の家族には知らせないで、
僕はキリスト教の教会で葬儀をしたのを知っていて、
近所のお寺に持って行った。
担任は僕のことはクラスでは話題にも出していない。
9月27日に僕に命が喪われてから、
11月にはクラスレクをしている。
2月には担任の誕生日会をしている。
3月にはクラスの打ち上げをしてバカ騒ぎをしている。
担任は僕の家にも来ないし僕の家族に手紙も電話もしない。
同じクラスの僕の命が喪われて半年も経っていないのに、
担任もクラスのみんなも楽しんでいる。
僕をいなかったかのように扱っている。
僕は初めから小山台高校に存在していなかったような扱いだ。